埼玉県川口市にある学校法人安養学園西川口幼稚園の教育目標は仏教情操教育をふまえての知・情・体三位一体の総合的全人教育です

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西川口幼稚園

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よくある質問Q&A その2

Q、園では、朝一番の「体育ローテーション」が行われていますが、うちの子はもともと体育嫌いなのです。あのような決まった形態の「体育」にはんじまないようで困っています。もっと自由でのびのび遊ぶ時間をもってほしいと思うのですが、いかがでしょうか。

 

A、前回の、お部屋の中での「日課活動」と同様に、毎日欠かさず実施されているのが「体育ローテーション」です。いろんな器具を配列して(時には器具なしの身体運動もありますが)、さまざまな運動を体験しながら、列をなして回るという活動です。これもまた幼児の発達のためには、たいへん重要な意義をもっています。

 なぜかといいますと、いまが育ちざかりの子どもたちは、自らの育ちのために「動く」ということを必要として求め続けている、その胎生的躍動感に適合する教育的活動であるからです。もちろん自由遊びも、その目的を充分果たしてはいますが、それもまた充分自由遊びに興ずる子どもに限られるということです。秩序なき自由は放任とかわりありません。腕っ節のいい子が、わがもの顔に振る舞いますと、けんかや粗暴が始まります。おとなしい子は恐れをなして群れ遊びに興ずることができません。群れ遊びにも、それなりのルール(秩序)がなければなりませんし、第一、そのような時間と空間が与えられましたならば、喜んで仲間との遊びに熱中できるだけの資質が育ってないことには、ほんとうの「自由遊び」が活かされません。わが園の体育ローテーションは、どの子もみんな共通してもっている運動本能を充足し、かつ集団活動を通して仲間との連帯感を楽しみながら群れ遊びの基礎的なルールを体験し、もって一人ひとりの運動感覚の発達を引き出すというきわめて多義的な目的をもつ有効な教育活動です。

 さらに、全身的な運動機能の円満な発達を願うならば、運動種目もまた、ある種の技量に偏ってはなりません。ローテーションはいうまでもなく多種の器具を配列し、多岐にわたる運動を体験しながら、心身ともにたくましい人間形成の基礎、基本を固めていきます。

 そこでご質問ですが、まずお子さまの体育嫌いについてです。幼児は胎生的に動くことが大好きです。もしそうでないとすれば問題です。「幼児は歩く歩数に比例して育つ」からです。「体育」段階の前に、歩くことをしっかり体験して脳の運動感覚回路を刺激し、活性化させていただかねばなりません。体育嫌いの子が「自由遊び」を喜ぶとは思えません。ただ「体育」という構えで活動を押しつけることに子どもは反発します。ローテーションは遊びです。決して強制されるものではありません。毎日のくりかえしの積み重ねで、子どもたちはみんな喜んで参加してくれるようになります。必ず、きっと、保証します。体育嫌いを体育好きにする、最も適切な活動です。ローテーションは、ほんとうに「自由遊び」が楽しめる資質が育つ、人間形成の基礎活動です。

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