よくあるご質問
保護者様からよくいただくお問い合わせの中でよくある質問をご回答させていただいております。 「よくある質問」にないご質問につきましてはお問い合わせください。
- 日課活動とは何ですか
西川口幼稚園が保育の貫目として行っている遊びの活動です。日課活動は、体育日課・言語日課・音楽日課に分かれ、毎日繰り返し行っています。
体育日課は、体育ローテーション、朝礼、体操のことを言います。体育ローテーションとは、器具を使用して行うサーキット運動です。
言語日課は、カード遊びを中心とし、詩や俳句の暗唱など、言葉のリズムを楽しむ遊びです。
音楽日課は、音楽鑑賞や発声、歌うことです。すべての活動に共通して言えることは、これらの活動はすべて遊びです。遊びというと砂場で遊ぶことや鬼ごっこ等々の遊びを思い浮かびますが、日課活動も同じ遊びとして行っています。ですから決して子ども達に強制して行っているわけではありませんので、子ども達の表情が活き活きとしています。子ども達が楽しいから自ら進んで参加する。だからこそ、内なるパワーが表情に表れています。
日課活動では、頑張ろうとする挑戦するやる気や気持ち、そこから生まれる集中力、お互いに助け合う気持ち、そんな逞しい心が育ちます。この力は、もちろん個々でも育つと思いますが、集団だからこそ、友だち同士刺激し合って、そして先生の励ましもあり育っていきます。これが共鳴・共感・共体験と言われる集団生活から生まれる大切なものです。これが日課活動の真髄です。
- 体育ローテーションについて教えてください
体育ローテーションは、各学年に合わせて器具を使って子どもが自主的に行う運動です。朝一番の活動として取り組んでいます。音楽に乗って並んでいる器具を順番に回っていきます。すべてにおいてそうですが、無理にやらせるのではなく、自分で取り組んでいきます。朝一番に体を動かし、やる気スイッチを入れます。
そして、爽快感を味わいパワーを貯めます。挑戦する力や集中する力、少し頑張ればできる目標も立てられます。準備を通して協力する事、どこに配置するかを考える力、困っているお友達を助ける力、身体や体力だけではなく、精神面も育っていきます。
体育ローテーション(園庭編) 自由遊び → 器具準備 → マラソン → 準備体操 → 体育ローテーション → 片付け → 整列 → 朝礼(全学年) → リズム体操 → 入室
- 言語日課について教えてください
カードあそび・音読・暗唱の活動を言います。体育ローテーション後、教室に入室した後に行います。みんなで気持ちを揃えて声を出す事に心地よさを感じます。
言語日課は、リズムとテンポが子ども達にとって心地よいもので自然に引き込まれて夢中になります。その時、頭(脳)の中では、神経回路が活発に反応しており、やがてその回路が太くなっていきます。このことが、集中力や行動力、記憶力や想像力などを育てるということです。しかし、ここには、ただ単にカードを読んでいるだけでよいというわけではありません。
先生のポジティブな言葉がけが大切になってきます。ダメダメ言われたら大人だって嫌になってしまいます。たくさんの誉め言葉ややる気につながる声掛けで子ども達と先生の信頼関係が生まれてきます。この信頼関係が子ども達の育つ大きな要素です。そして先生も子ども達と一緒に育っています。あくまでも教えるのではなく、勉強しているのではなく、子ども達が自主的に遊ぶ、言葉あそびです。
日課例 入室 → トイレ・手洗い・水飲み → 乾布摩擦 → 瞑想・おつとめ → 挨拶・日付・目標・約束 → 出席調べ → 口の体操 → カードあそび・詩集・暗唱・発声・歌・音読
- 音楽日課について教えてください
音楽日課は、発声・歌で、毎日行います。ピアノの音を聞いて、音程に気を付けて声を出していきます。年少児ではなかなか正確な音程を声に出す事はできません。しかし、年中・年長になっていくにつれ、耳が育ち正しい音程に声が出せるようになります。毎日の積み重ねが大事です。
- その他の教材について教えてください
百玉そろばん・時計・積み木・パズル・折り紙・プリント・ピアニカがあります。 みんなで取り組む教材と、個々で取り組む教材があります。それぞれ、年齢に合ったものを取り入れています。